第2回 オンライン談話会「学校再開!学校現場はどうなった?現場で感じるオンライン化の現状と課題とは?」 実施レポート

● 実施日時 令和2年6月27日(土) 14:00〜16:00

● 参加人数 21名

● 共通テーマ 「学校が再開した中でのオンライン化の実践と今度について」

● 総評

 前回の談話会を受け、今回、第2回目の談話会を実施しました。参加者の人数ですが、学校が再開し、日々の業務に追われ学校のオンライン化に意識が向けられなくなっていることが影響してか、前回に比べ約半分となってしまいました。しかし、参加した皆様の感想を見てみると、今回も有意義な会を実施できたのではないかと思っております。

 前半は、有馬中のS教頭先生から、休校中に行ったオンライン活用の実践例のお話をいただきました。具体的には、学校としてYouTubeを使って授業や学活の動画配信を行ったという報告でありましたが、有馬中が素晴らしいのは、動画配信を導入しようと決めてから、たったの2、3日で決断し実行したスピード感にあると感じました。この点からもわかるように、この報告からは単にオンライン化の実践だけでなく、日頃の学校の組織運営の大切さを感じさせるものでありました。

 また、管理職としてミドルリーダーを育てたいという想いから、チームの長に学年副主任をもってきたことや、個人情報が出ていないかのチェックを複数人で行った点やパスワードを二重にかけるようにしたというような危機管理についても、とても参考になりました。また、前回の談話会に出席し、その後すぐに実践したということであったので、私たちとしてもお役に立てた気がしており、嬉しく感じております。有馬中の話は、皆様にとって多くの学びにつながるものでありました。S教頭先生、ありがとうございました!!

 後半は、withコロナやpostコロナの中での学校のオンライン化を考えました。オンラインを体験したからこそ分かったことがあり、それを今後の教育にどう活かしていくべきか、ということに対して熱く語り合えたと思います。

 また、今回から談話会以外の情報交換の場としてteamsを使った取り組みも始めてみました。試行錯誤しながらの実践となりますが、お互いに情報発信ができる場にしていければと思っております。次回以降の談話会の形を模索しながら、第3回も行っていく予定です。今後も教職大学院の強みを活かした活動を展開していきたいと思っておりますので、次回の開催もご期待ください。

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「チーム神奈川」 学校のオンライン推進チーム

横浜国大教職大学院有志団体が、神奈川県の公立学校のオンライン化を目指し、推進チームを立ち上げました。横浜国立大学教職大学院の強みを活かし、私たちにしかできないようなオンライン化推進の手段を考え、活動しております。